【今更聞けない美容知識】正しい日焼け止めの選び方と使い方♡

紫外線が気になってくるこの時期。ドラッグストアでも店頭にたくさんの日焼け止めが並び始めてきましたね。いろいろ種類がありますが、みなさんは日焼け止めを選ぶとき、何を重視して選んでいますか?

ヒマワリの花を持つ女性

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成分、塗りごこち、値段…いろいろ基準はあるかと思いますが、大抵の方はSPFやPAを参考にしていることと思います。よく分からないけどSPF値が高いしこれにしよう、なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。 しかしそのSPFやPA、数値が高ければいいというわけでもないのです。

シミに悩む女性

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「SPF」は時間を表す数値

SPFはSun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略で、紫外線防御指数とも言います。紫外線を浴びた際には皮膚が赤くなりますよね。そうなるまでの時間を何倍に長く出来るかを表したものが、この指数です。

SPFと時間の関係

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SPFの数値単位は、時間で20~25分が1単位。つまりSPF1は、何もしない状態より日焼けをするのを20~25分遅らせるという意味です。ですから、SPF10だと20×10で200分(3~4時間)、SPF20だと20×20で400分(6~7時間)…という計算になります。

日焼けをした女性

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さらに重要なのは、この時間の目安は日焼け止め化粧品を1平方センチメートル当たり2mgずつ皮膚に塗ったときの値だということです。逆に言えば、それだけ塗らないとSPF値の効果がないということになります。1平方センチメートルに2mgはかなりの量ですから、塗ると大体の日焼け止めクリームが白くなります。ですが、それが気になって薄めに塗ると効果は半減しまうので、悩ましいところですよね。

「PA」はUVAをブロックする強さ

PAとはProtection grade of UV-A(プロテクショングレードオブユーブイエー)の略で、UVA防御指数とも言われます。紫外線A波のブロック効果を表すもので、効果の高いものからPA++++、+++、++、+の4段階で表記されます。紫外線A派は波長が長く、ガラス越し、曇りの日、冬でも降り注いで、私たちの肌の奥まで到達します。肌が黒くなるのはこの紫外線Aの仕業で、肌の奥のコラーゲン層を破壊するため、シワやたるみなど高老化の原因ともなります。

PAの効果一覧表

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そしてPAも、SPFと同じように1平方センチメートル当たり2mgずつ皮膚に塗ったときの値となりますので、薄く塗ってしまっては期待通りの効果は得られません。

紫外線ブロックイメージ

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用途に合ったものを選ぶことが大切

SPFやPAが高いものは、肌への刺激も強くなります。ですので、そのときに何をするのか、シーンに合わせて使うことが重要です。例えば、海水浴など紫外線を多く浴びるときにはSPF・PAともに高いものを、日常生活では低いものをと言った具合です。

UV対策

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炎天下や晴天の日に長時間、
屋外でスポーツやレジャーを楽しみたいとき

  • PA++++/SPF50

スポーツや散歩のために屋外で1~2時間過ごすとき

  • PA+++/SPF20~30

ゴミ捨てやちょっとした買い物、洗濯物を干すとき

  • PA++/SPF20
日焼け止めの選び方

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サングラスを持つ女性

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日焼け止めをより効果的に使うためには

肌への負担を抑えつつしっかり日焼け止めするには、無理してSPFやPA値の高いものを使うより、こまめに塗り直した方が効果を保ちやすくなります。 また、山登りや海水浴などのレジャー系に行く場合や、塗り直しが出来ない場合は、数値が低い日焼け止めを塗ったあとに、紫外線カット用のパウダーを塗るのも効果的です。パウダーは基本的に個体で肌に浸透しないので、肌への負担が少ないのが安心ですね。

UVパウダー

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いかがでしたか? SPFとPA値の意味を知った今、これまでの自分の日焼け止め対策がどれだけ効果の薄いものだったのか…とがっくりする方もいるかもしれません。そんな方もこれからは、用途に合わせて正しい日焼け止めを選び、しっかり対策していきましょう。

サングラスを持つ女性

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