【必見】抜け毛を減らすドライヤーの当て方&ドライヤー後のヘアケア方法

ヘアケアの悩みはいろいろ。その中でも今回は抜け毛のお悩みにスポットを当てました。抜け毛がドライヤー後に発生する、という人は要注目。いくら抜け毛対策のシャンプーやコンディショナーを使ってもなかなか改善しない……。もしかすると、ドライヤーの使い方に原因があるのかもしれません。毎日のことだからきちんとおさえたい、ドライヤーの使い方やポイントについて解説します。

髪の薄さが気になる女性

ドライヤーを使わずに濡れ髪でいることも逆効果……

濡れた髪で放置するのも髪が傷む原因のひとつ

女性の髪の悩みでもひそかに多いのが「抜け毛・薄毛」。抜け毛対策用のシャンプーやコンディショナーなども多いですが、実は深刻な抜け毛の場合、抜け毛が起こるタイミングはお風呂の後である「ドライヤー後」というタイミングが多いんです。しかし、だからといってドライヤーの使用をやめて自然乾燥、生乾きのケアに切り替えるのもNG。髪が濡れた状態だとキューティクルが膨張して剥がれやすい状態になっているため、そのまま寝てしまうと枕などに擦れた摩擦でキューティクルが剥がれ、髪が傷んでしまいす。また髪の毛を濡れたままにしておくことでその水分が蒸発しつづける時間が長くなり、その分頭部以外の体温も奪われてしまいます。つまり、汗をかいたまま放っておくことと同じ状況ですね。ドライヤーをかけずに水分を放ったままにしておくことで血行は悪くなり、頭皮にも十分な栄養が到達しなくなり、髪の健康度はどんどん下がっていきます。髪の毛の栄養分も、ほかの体の部位と同じく日々の食事からとるもの。そこで血行が滞ってしまうと、髪の毛の先端まで栄養分が行き渡らなくなり、傷んだ状態になってしまいます。

薄毛で悩む女性は意外に多い?

また、通常頭皮にいる常在菌の適度な数が保たれず、生乾きの高湿度の状態が長く続くことで必要以上の細菌が繁殖してしまうこともあります。これが頭皮の炎症につながり、いくら外側からヘアケアをしても薄毛などのトラブルを引き起こす可能性が高くなってしまうのです。男性もそうですが、女性の抜け毛、薄毛の悩みも深刻ですよね。

薄毛で悩む女性の人口は意外に多く、500~1000万といわれます。女性の10人に1人は抜け毛や薄毛に悩んでいるんですね。まじめにヘアケアをしてもドライヤーをかけると抜け毛がたくさん起こってしまう、かといってドライヤーを使わなければますます頭部の健康に不安が生まれる。では、いったいどうしたらいいのでしょう?正しいヘアケアの方法を学んで、とくにドライヤー後の抜け毛を減らしていくようにしましょう。

ドライヤー後の抜け毛が多い原因は、その使い方にある?

抜毛を減らすドライヤーの使い方って?

いくら品質が高いシャンプーやコンディショナーを使っても抜け毛が改善しない場合、ドライヤー中やドライヤー後のヘアケアの仕方を変えれば、抜け毛の量がぐっと変わってくるかもしれません。毎日のことですのでドライヤーを正しく使うことはかなり有力なケアになるでしょう。

ドライヤーは熱風を利用して髪を乾かすアイテムですから、長時間使用すればそれだけ頭皮にもダメージが出てしまうのは仕方がないこと。ただ、ドライヤーを使うことで発生する頭皮のダメージは、実は肌トラブルにもつながります。頭皮の乾燥が肌の乾燥につながり、その際頭皮は大量の皮脂を分泌して毛穴を詰まらせてしまいます。そのためドライヤーを使うときに注意したいポイントは、長い時間、頭部の同じ部分に熱風を当ててしまっていないかどうかです。

ドライヤー後の抜け毛を減らすヘアケア法はコレ!

ではここでヘアケアのポイント、ドライヤー後の枝毛を減らすための方法を紹介します。

正しいドライヤーの当て方をレクチャー

1 洗髪後、まずは濡れた髪をやさしくタオルドライ

濡れた髪にいきなりドライヤーを当てると、どうしても長時間熱風を当てなければいけなくなります。それによって髪と頭皮への負担は大きくなってしまい、傷みやすくなります。なので、お風呂から出たらまずはきちんと髪をタオルドライしましょう。髪にタオルを当てたり、髪をはさんで軽くおさえたりして水分を吸い取ったあと、軽くぽんぽんと叩くやり方がいいでしょう。髪や頭皮をタオルでゴシゴシこするのはNGです。髪のキューティクルが傷つけられ、パサつきや抜け毛の原因になってしまいます。特に生えたてのまだ弱い髪の毛は抜けやすいので要注意。

2 髪の乾き具合は約8割を目安に

次にドライヤーですが、ドライヤーで完全に乾かすのはやめましょう。意外に思う人もいるかもしれませんが、髪の毛は完全に乾かさなくて大丈夫。ドライヤー後の髪の毛の乾き具合は約8割を目安にして下さい。ドライヤー後も人に備わっている体温によって、自然に髪の毛が乾いていくからです。ここでドライヤーだけで完全に乾燥させてしまうと、熱風によってキューティクルが破壊されやすく、頭皮が乾燥しやすくなります。

3 低温モードで使用

そして、ドライヤーは「低温モード」で使いましょう。熱風を当て続けることで、髪の毛の主成分であるタンパク質が、劣化しやすくなるからです。その上で、ドライヤーは頭部から20センチ以上離すように心がけてください。

4 同じところに当て続けない

ドライヤーは、3秒以上同じところに熱風を当てず、常にドライヤーを動かしながら乾かすようにしましょう。同じところに長時間当て続けることで、その部分や周囲の頭皮がダメージを受けやすくなってしまいます。ちなみに、シャンプーの際に抜け毛が多い人は、やさしく洗髪することを心がけてください。洗髪時の刺激で、髪や頭皮が傷んでしまうのが、抜け毛の原因になっていることが考えられます。

もともと、抜け毛や薄毛トラブルにとくに悩んでいない人でも、抜け毛は1日に100本程度はあるものといわれます。洗髪時にその抜け毛が洗い流され排水溝に溜まってしまうことは自然なこと。自分の抜け毛がドライヤー後に多く感じられるという人は、日々のドライヤーの使い方を少し気にしてみてください。

5 ドライヤー後はブラッシングでヘアケアを

ドライヤー後にヘアケアをするなら、ブラッシングを習慣化してみてはいかがでしょうか。ブラッシングには、ヘアスタイルを整えるだけでなく、マッサージ効果もあります。ブラッシングすることによって頭皮に刺激を与え、血行を良くすることが出来るのです。また、絡んだ髪や抜け毛を取り除いたり、髪全体に必要な皮脂を行きわたらせる効果も。髪や頭皮を健康な状態に保つサポートをしてくれるので、ブラッシングをしていない方は毎日の習慣にしてみることをおすすめします。

美容室で使用されているブラシは、豚毛や猪毛などが多く使用されています。自宅用に1本選ぶ際は、なるべく柔らかい素材のものを選び、髪に使用するときにもゆっくりと丁寧にとかして、くれぐれも頭皮やキューティクルを傷つけないように意識してください。

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