それじゃ効果ないカモ?肌を守る日焼け止めの掟

美肌や美白、将来のお肌の為に日焼け止めを使用しているという女性は多いと思います。けれど、その日焼け止めが効果を発揮する量を大きく下回って塗っている女性がほとんどです。今回は、その必要量がどの程度なのか実際に試してみました。また、たっぷり塗っても化粧崩れしないテクニックを伝授。皆さんも是非参考にして、実際の量を体験してみましょう。そして、夏本番、紫外線からしっかりお肌を守りきりましょう。

紫外線とSPFのおさらい

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紫外線が肌に及ぼす最大の影響は“老化”です。紫外線を浴びた肌は、メラニン色素が作られシミの原因になるうえコラーゲンにダメージを与えお肌が固くなり、しわやたるみの原因にもなってしまいます。また、皆さんが良く見るSPF値というのは、人工太陽光線照射後、何も塗らない状態と比べて、どれくらいで赤くなるかの時間を測定した値のこと。効果が期待できる時間を計算すると、25分で1単位なのでSPF値20…500分(8時間20分)日照時間内はOK。25以上あれば日常生活では支障なさそうですが、汗などで流れる事を考慮して、こまめに重ねることが大切です。

日焼け止め必要量はコレだ

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さて先ほどおさらいしたSPFの計算ですが、皮膚1平方cmあたり2mg塗った場合の防御指数といわれています。1平方cmあたり2mgといってもピンときませんね。実際に顔全体に塗った場合を換算するとその量は平均的なシートマスクの面積が400平方cmと言われていますので0.8gなのです。ズバリ!500円玉ぐらい。 よく化粧下地やクリームなどの使用量はパール粒大と書かれています。この量に慣れている私たちは意識しないうちに、日焼け止めも同じような感覚で使用しているのです。パール粒大の量を塗っている女性は、必要量の1/4~1/3しか平均的に塗っていない事が判明したのです。これでは高い数値の日焼け止めを使用しても効果が発揮されません。

多量の日焼け止めを塗っても化粧崩れしない方法はズバリティッシュオフ!

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それでは実際に500円玉量の日焼け止めを塗ってみましょう。非常に多いというのが感想で、つけてすぐはベタベタします。この量は首筋やデコルテまで伸ばせるくらいの量です。 肌に塗ってしばらく浸透し、お肌の上のベタベタ感がおさまってからベースメイクにを塗りましょう。この時のポイントとしてやはり使えるのが、「ティッシュオフ」。余分な油分や日焼け止めを取る事が出来ます。ティッシュオフは、顔にティッシュを軽く押し当てるだけ、擦らずやさしく行いましょう。

仕上げはミストでピタッと。

こうしてメイクアップの工程が終わった最後に、ミスト化粧水を吹きかけ最後にティッシュオフするというひと手間を加えてみましょう。粉がピタッとお肌に密着する感じがあると思います。余分な油分もさっぱりとしますので、化粧もちも良くなること間違いなしです。

いかがでしたか? どんなにSPF値が高いものを塗っても、高価な日焼け止めを使用しても量が少ないと効果が発揮されません。実際に普段自分が使用している量と、500円玉程度の量を比べて見ると一目瞭然!紫外線からしっかりお肌を守りきって一年中美肌を目指しましょう。

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