ヘアダメージの原因は静電気だった!? 6つの対策ポイント

冬の朝、髪の毛をとかしているときに髪の毛が静電気でブワッと広がって、全然スタイリングが決まらない!なんてことありませんか?どんなにヘアスプレーを駆使しても髪の毛が言うことを聞かなくて、けっこうイライラしますよね。しかも、それだけならまだいいのですが、実は静電気が起こることで、髪の毛にとって割と深刻な事態が生じているのです。 油断大敵な静電気、手遅れになる前にしっかり対策しましょう。

静電気が起きる原因

ヘアスタイル

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そもそも静電気はなぜ起きるのでしょうか?最大の原因は乾燥と摩擦です。 世の中の物は、人間も含めてすべて原子から出来ています。この原子には磁石のようにプラスとマイナスがあるのですが、それがこすり合わされると電気のバランスが崩れて外に飛び出し、パチッと火花が出て静電気になります。

このとき空気中に水分が十分にあれば、電気も空気中に放電して逃げられるのですが、乾燥していると電気が逃げられずそのまま静電気になるのです。

静電気が引き起こす様々な髪ダメージ

チューリップ

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①スタイリングが決まらない

冒頭でも述べましたが、髪がフワフワしてセットが思い通りにいかなくなります。このとき、コテやドライヤーでいつも以上に髪を熱で押さえつけると、髪の傷む原因になります。

②ヘアダメージが蓄積していく

静電気が起きると、髪表面のキューティクルが剥がれやすくなります。すると、髪内部のタンパク質や水分が流出していき、髪の毛がさらにパサついていきます。

③抜け毛の原因になる

乾燥して痛んだ髪の毛ほど静電気は強くなります。ひどいときにはなんと、数万ボルトになるとか!そんなの考えるまでもなく、髪の毛にいいわけありませんよね。こうなると髪だけでなく頭皮にまで影響を与えてしまい、今度は抜け毛や髪が痩せ細る原因になります。

読んでの通り、①→②→③のように、ダメージは進んでいきます。ボロボロになればなるほど、元の状態に回復させるのは難しくなるので、せめてダメージが浅い状態のうちになんとかしたいですよね。

静電気対策6つのポイント

水色のワンピース

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主な静電気対策は以下の通り。

①洗い流さないトリートメントを活用しよう

まずはこちら。洗い流さないトリートメントでケアすれば、髪の表面を保護だけでなく保湿もしてくれるので、静電気対策にはかなり効果的です。椿油や馬油などのオイル系トリートメントもグッドです。

②シャンプーはアミノ酸系を選ぼう

静電気にお悩みの方は、一度シャンプーを変えるのも手です。洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていると、皮脂を取りすぎて頭皮が乾燥してしまいます。アミノ酸系なら程良い洗浄力なのでオススメです。

③加湿器を使って程良い湿度の環境を作ろう

湿度が35%以下になると静電気が発生しやすくなります。そもそも肌の感覚で、乾燥しているな、と感じるときは大体35%を切っているのだとか。
そんなときは加湿器を使って、50~60%ぐらいに湿度を保って下さい。加湿器は、マイナスイオンを発生させるものだとベター。これから購入をお考えの方は、ぜひ検討してみて下さい。

④ブラシは天然素材の物を使おう

プラスチック製のブラシや櫛は、静電気をより発生させます。小学生の頃、下敷きで頭をこすって髪を逆立てて遊びませんでしたか?あれと同じ現象です。ブラシは天然素材の豚毛製や木製を使うと、余計な静電気をおさえることが出来ます。

⑤ブラッシングの前に髪を少し濡らそう

髪の毛に少し湿り気を与えると、静電気が起こりにくくなります。乾燥している髪に、外から水分を与えることになるからです。ただあくまでも、少しだけ、というのがポイント。出来るなら蒸しタオルがより効果的。濡らしすぎると逆に髪を傷めることになるのでご注意を。

⑥毛先から優しくとかそう

髪の毛は、毛先の方が水分が少なくなり、静電気が起きやすくなります。そのため、ブラッシングの際にまず毛先をとかしてからゆっくりと全体をとかすようにすると、全体を一気にとかすよりも髪へのダメージを減らすことができるのです。

いかがでしたか?意外とないがしろになりがちな静電気対策。この冬はしっかり対策して、乾燥に負けないサラサラヘアをキープしましょう。

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