【基礎知識を学ぶ】医薬部外品・美白化粧品の成分を調査しました♡

春になり寒暖が続いていますが、皆さんお肌の調子はいかがですか?これからの季節、特に春夏は紫外線が最も強いので日焼け止めは欠かせません。そして、日焼け止めと同じくらい大切なのが美白ケア。

目をつむる女性

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日中浴びた紫外線はきちんとケアをしていればシミを防ぐ事へ繋がります。そこで今回は美白化粧品に含まれる医薬部外品に着目して、徹底調査していきたいと思います。美白化粧品の成分は化粧品パッケージの裏に記載されています。

商品裏面

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購入する際、自分が何を使っているのか、お肌に合っているかを知るのはとても大切な事です。是非参考にして頂けると幸いです。そしてメラニンは角層の一番下にある基底層という部分のメラノサイトから、紫外線などの影響を受け、メラニンを作り出す酵素(チロシナーゼ)が蓄積されることによりシミとなります。

美白化粧品はこの働きを抑え、ターンオーバーによるメラニンの排出を予防するためのものです。これを踏まえた上で以下ご参照ください。

メラニンを引き返す成分

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体図式

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ビタミンCだけでは成分が弱くお肌に浸透が難しい為、ビタミンCを誘導体化して酸化を補助し、お肌に浸透しやすくされたもの。ビタミンCには活性酸素を抑える働きがあるため、メラニンを引き戻す還元作用があります。

他にも、皮脂分泌のバランスを整えたり、コラーゲンを生みやすくする効果もあります。ただし、乾燥肌の方は皮脂の分泌量が減る可能性がある為、使用する際は念入りな保湿を心がけましょう。

メラニンを排出する成分

エナジーシグナルAMP

AMP説明

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アデノシンーリン酸二ナトリウムOTの略で皮膚の代謝のエネルギーを活発にする働きがあります。代謝の効果をよくすることでターンオーバーを促進させ、メラニンの蓄積を抑え排出する効果があります。

他にも同じ効果がある成分、リチノール酸Sもメラニンを排出する効果があります。

チロシナーゼの働きを抑える成分

マグノリグナン

マグノリグナン参考

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紫外線などの影響により受けた炎症でメラノサイトから酵素チロシナーゼの発生を防ぐ成分。先程のリチノール酸Sも同じ効果を持ちます。

アルブチン

コケモモ

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コケモモなどから抽出される成分です。美白効果は高い分、濃度が高いと刺激になることもあるので、敏感肌の方は注意が必要。

コウジ酸

コウジ酸図式

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コウジ酸の歴史は長く、1900年代ごろから受け継がれたもので、メラニンの情報伝達物質を生み出すのを抑え、チロシナーゼの働きも抑えるなど老化防止に効果があるとされています。

エラグ酸

イチゴ

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イチゴなどに含まれるポリフェノールの一種で抗酸化作用がある為、シミ予防・老化防止に効果があり低刺激なのが特徴。

ルシノール(別名4-n-ブチルレゾルシノール)

ルシノール図式

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こちらも前述と同じ作用を持ちますが、ルチシノールはコウジ酸の約5倍、アルブチンの約400倍もの効果があるとされています。

プラセンタエキス

プラセンタエキス商品

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クレオパトラが使用していたとされる歴史ある有名な成分で、主に豚などの胎盤から抽出されています。抗炎症作用もあるのでニキビ予防にも用いられます。

4MSK・4-メトキシサリチル酸/カリウム酸

メトキシサリチル酸図式

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皮膚の角質を柔らかくし、ターンオーバーの乱れを正常化することでメラニン色素を排出する効果があります。

メラニン生成を素早くとめる成分

カモミラET

カモミラET図式

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通常、紫外線を受けたお肌は、エンドセリンという物質が、メラニン色素を作るよう、メラノサイトへ情報伝達をすることでシミを作るよう指令を出す、という仕組みがお肌の中で起こります。このエドセリンからの情報伝達を止める働きがあるのがカモミラETです。

同じ作用を持つ成分、m-トラネキサム酸もあります。

白衣の女性

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以上が今回徹底調査した美白化粧品の医薬部外品の成分と効果になります。効果は似ていても、異なる成分な為、今の自分に合った美白化粧品を取り入れる事をお勧めします。参考までに是非ご活躍下さい。

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