意外と知らない!海外旅行で肌トラブルを防ぐスキンケア術♪

長期休みを利用して海外旅行をされる方も多いと思いますが、意外と油断ならないのが「現地での肌トラブル」。そこで、海外旅行へ行く際に気をつけたいスキンケアや、飛行機に化粧品を持ち込む際の注意点について詳しくまとめました。

日焼け止めを塗る女性

なぜ肌トラブルは起こる?海外旅行のスキンケアに関する「落とし穴」

旅行中は普段と生活が異なりストレスが溜まりやすいため、肌トラブルが起こることも多いですよね。特に海外旅行となると、環境の変化が大きく現れるので注意が必要。現地や飛行機内に合わせた適切なスキンケアを行わないと、せっかくの楽しい旅行が後悔に繋がってしまうかも!

起こりがちな海外旅行での肌トラブル理由3つ

そもそもなぜ海外旅行先で肌トラブルが起こってしまうのでしょうか?基本的には次のような理由が挙げられます。

1 日本と水の質が異なる

水には大きく分けてカリウムやマグネシウムが豊富に含まれる硬水と、それらの成分が比較的少ない軟水に分けられます。日本ではほとんどの地域で軟水が出るのに対し、海外は陸地面積の広さから硬水の地域が多く見られるということで、水道水の質も異なる恐れがあるのです。そのため、洗顔やシャワーなどを行うと、肌が慣れない硬水により肌トラブルを引き起こしてしまう原因になってしまうのですね。

2 日本よりも紫外線が強い

次に、紫外線量の違いも理由のひとつとして挙げられます。日本では冬だからこそ温かい地域に行きたい!という方も多いと思いますが、服装のみならず現地でのスキンケア方法もその気候に合わせないと、予想外の肌トラブルを招いてしまうことも。また、スキーやスノボなどのウィンタースポーツを目的に行く方は、雪焼けの注意も必要です。

3 飛行機内での乾燥

海外旅行の場合、行き先によっては十時間近く機内で過ごすことになります。機内は意外と乾燥しやすい場所。メイクを落とさずに寝たり、保湿を怠ると、アッという間に肌がガサガサになってしまいますよ。そのため、適切なスキンケアで乾燥対策をする必要があります。

国際線ではスキンケアグッズの手荷物持ち込みにも厳しいルールが……

フライト中の乾燥を防ぐには機内にスキンケアグッズを持ち込む必要がありますが、飛行機に乗る前には入念な手荷物の持ち込み検査があるため、あらかじめチェックしておきましょう。

国際線の機内に持ち込める液体の容量は全部で1000ml以内!

国際線の飛行機に持ち込める液体は、一つ100ml(g)以下のものと決まっています。使用する化粧品は別途、それぞれ100ml以内の容器に移し替える必要があります。またそれらの合計容量は1リットルまで、さらにジッパー付の透明の袋やポーチに納めなくてはいけない、というルールもあります。空港内でもジッパー付の透明袋は購入が出来ますが、出発前に事前に準備しておく方が安心です。

また、機内に持ち込まずスーツケースに入れる場合も注意が必要。重量オーバーにならなければほぼ大丈夫ですが、海外旅行の場合は特に気圧の変化や荷物の取り扱いによって入れ物が割れたり、中で漏れたりする恐れがあります。くれぐれもパッケージのまま詰めるのではなく、ケースに纏めてしっかり口を閉じておくことをおすすめします。

キャリーケース

覚えておくと安心!機内持ち込みのウラ技とは?

1 詰め替えボトルいらず!サンプルセットを活用

化粧品やシャンプー、リンスなどに多いのが、1回分を小分けに袋詰めにした「サンプル(試供品)」。滞在日数分を購入して行けば良いので足りなくなる心配もありませんし、何より持ち運びが便利でかさばりません。液漏れが心配な方にもおすすめ。詰め替えボトルを用意するのが面倒!という人は、ミニボトルが一纏めになったトラベルセットを活用するのも良いですね。

2 たったひとつで万能!オールインワンやベビーオイルを持ち込む

ライン使いしている化粧品を全て持ち込むのは難しいかも……という方は、自分に合ったオールインワンクリームやベビーオイルを活用するのも手。ベビーオイルならクレンジングから保湿までを一役でこなしてくれますし、髪にも使える万能アイテム。また、スチームクリームやヴァセリンなど、全身に使える保湿クリームを利用するのもおすすめです。

これで海外も怖くない!旅先スキンケア対策5つ

ここからは海外旅行で効果的なスキンケア対策について5つご紹介します。海外での肌トラブルを回避するためには、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。

拭き取り化粧水で肌をリセット!

海外旅行に持参するスキンケアアイテムとして、持って行きたいのが「拭き取り化粧水」。洗顔後にコットンにこれを含ませて顔を拭くことで、化粧残しや余分な汚れなどを落としてくれるという優れものです。前述した通り海外では水の質が異なることもあるため、万が一水道水が合わなかった場合にも、拭き取り化粧水を使えばいつでもすっきり肌をリセットすることができます。

スキンケアは出来るだけ、普段通りのものを!

海外旅行へ持参するスキンケアアイテムに関しては、出来る限り普段通りのアイテムを持って行くことをおすすめします。旅行前に、スキンケアのサンプルサイズや旅行用の特別なスキンケアグッズを準備する際、これまで使用したことがないスキンケアラインを購入することがあるかもしれませんが、海外旅行先で使ってみたら肌に合わない!とわかったとき、代わりを用意するのが大変なことがあります。既に肌に馴染むと分かっているコスメの方が安心です。ただし、行き先の気候が日本と異なる場合(こちらが冬でも向こうは夏の暑さなど)は、そのシーズンに合わせたものを持って行きましょう。

ボディクリームやハンドクリームなど、保湿アイテムは必須!

普段ボディクリームを使用する習慣がない方も、海外旅行には持って行くことをおすすめします。環境が変わることで外部刺激を受け、肌がいつもより敏感になることがあります。全身に塗れるボディクリームやハンドクリームでこまめに保湿を行い、肌の潤いや外部刺激のバリアを意識しましょう。乾燥対策としては、機内や宿泊先での就寝時にマスクをするのも、口から出る温かい空気が内部に広がって効果的な保湿対策になります。

紫外線をシャットダウン!日焼け止めも忘れずに

海外旅行で忘れがちなのが紫外線対策。中には強烈に紫外線が降り注ぐ国もあります。行き先の気候に合わせたUVアイテムを持参し、しっかりとガードしましょう。

スペシャルケアで乗り切る!シートマスクでいつでもうるすべ肌♪

最後に、海外旅行では上記のように思わぬ乾燥や紫外線、ストレスなどの影響により肌トラブルを起こしがちです。そのため、就寝前のスペシャルスキンケアとして、シートマスクを持参しておくと安心。こちらも基本的なスキンケア同様使い慣れたものを選び、できれば日数分持って行きましょう。

まとめ

海外旅行は心ワクワクするものですが、スキンケアにもしっかり気を付けておかないと、思わぬトラブルを招くこともあるのですね。化粧品の機内への持ち込み方法や規定なども確認しつつ、常に最適なスキンケアができるよう、事前準備をしておきましょう!

    よく一緒に読まれている美容ニュース

    • コスメニストでも注目のAKIKO「HAS-β」がbea’s up(ビーズ・アップ)2017年12月号に掲載

      コスメニストでも口コミ平均★★★★★★6のAKIKO「HAS-β」シリーズがbea's up(ビーズ・アップ)2017年12月号に掲載。コスメニストも小脇にちょこっと掲載しています。bea's up(ビーズ・アップ)P18をチェック!HAS-βプレミアムエッセンスが目印!ビューティクリエイターのTAKAKOさんがレコメンドエミー賞でハリウッドセレブにも大人気!の下に

      2017.11.12 by コスメニスト編集部

    • 夕方も乾燥知らずの肌に。メイク直しにはオイルinミスト♡

      良かれと思ってやっていたことが実は間違いだったということありませんか?私も間違ったスキンケアで余計に状況を悪化させていた一人でした。今回は化粧直しでやりがちな間違ったミストの使い方についてご紹介します。化粧直ししたのに乾燥する?!みなさんは化粧直し、どうしていますか?私は皮脂分泌によるTゾーンのテカリやファンデの

      2015.09.09 by Anya

    • 「つもりケア」は一番危険!「クレンジングオイル」の正しい使い方・選び方

      毎日、会社へ行くときは当然「お化粧」をします。どんなに薄いメイクでも、帰宅したらクレンジングオイルを使って丁寧に落とさなければ、お肌はどんどん傷んでしまいますよね。しかし、クレンジングオイルであれば何でもいいというわけではありません。クレンジングオイルには様々のタイプがあり、肌質に合わせて選ばないと、お手入れした

      2015.12.19 by Erica

    • 知らないうちにインナードライになってるカモ。チェックしておきたいNG習慣!

      冬になると暖房器具やエアコンで肌がカッサカサ!でもなぜかTゾーンは脂でベタベタに。「これって何でなの?」そう思っている人に本当の原因をお教えします。今すぐチェック!インナードライを作る9つのNG習慣インナードライというのは、肌の中の水分が枯渇しており水分蒸発をこれ以上しないように肌が皮脂を出し続けている状態のこと。肌

      2015.10.26 by MO

    • 毛穴に詰まった角栓も撲滅!美肌をつくる発汗習慣のススメ

      角栓の詰まりや毛穴のブツブツが気になっている女性は多いですね。しかし色々なスキンケアを試しているのに、なかなか毛穴がきれいになってくれないと悩むことはありませんか?頑固な角栓を防ぐスキンケアは、ただピーリング剤や化粧水を使用しているだけでは解決しないことがあります。そんな毛穴の角栓やブツブツにアプローチする方法の

      2017.12.06 by コスメニスト編集部

    この美容ニュースを書いたコスメ口コミレポーター

    • コスメニスト編集部

      コスメニスト編集部さんの書いた美容ニュース

    カテゴリーから美容ニュースを探す

    注目のニュース Pick Up!

    注目のコスメレポーター

    注目の口コミ Pick Up!

    "最近、急に日差しが強くなり、息子と外出して日光を沢山浴びてしまったと感じても、しっかりこのCセラムプレミアムでケアするとちょっとほてって赤くなった肌が治まり、翌朝にはいつもの肌色に戻っているので、シミになるのを防いでくれているなあと感じます。 ピュアビタミンC はシワだけではなく、シミや黒ずみにもアプローチしてくくれるので、一年で一番紫外線が気になるこの時期に、シミを作らず、シワを深くせず、小鼻の毛穴も黒ずみもケアしてくれるので心強いなと思います。 使い続けることで、シミやシワなどのトラブルが起きにくい肌にしてくれる美容液だと思います。以外に頬周りの毛穴にも効いていて、毛穴の目立ち、肌のごわつきが目立たなくなってきました!"

    続きを読む >