今話題!美肌&アンチエイジングのカギを握る「腸内フローラ」について徹底解剖

最近テレビ番組や雑誌の健康特集でよくとりあげられている腸内フローラ。腸内に細菌がお花畑のように棲み分けをしている様子を表していることばです。美肌とアンチエイジングのカギを握る腸内フローラ。その実態をぜひ知っておきましょう。

腸内フローラとは?

a309-1

photo by http://weheartit.com/

フローラは「お花畑」のこと。腸内フローラは、腸内の細菌が種類別にお花畑のように存在している状態をさします。別名を「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」。「叢」は「くさむら」という意味です。人間の顔や性格がひとりひとり違っているように、腸内フローラの状態は個人個人で違っています。また、お花畑の様子が四季のうつろいや天候に左右されるように、年齢やストレス、食生活や生活習慣によって腸内フローラは変化しているのです。

腸内にはどんな細菌があるの?

a309-2

photo by http://www.darm.co.jp/health/

腸内の細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類です。善玉菌はヨーグルトで知られている乳酸菌やビフィズス菌など。悪玉菌は、ブドウ球菌、ウエルシェ菌、ベーヨネラなどです。環境によってどちらになるか分からないのが大腸菌やバクテロイデスなどの日和見菌。腸内には3万種類以上、約1000兆個の細菌があり、小腸の末端の回腸(かいちょう)から大腸にかけて種類別に存在しているのです。

腸内フローラと健康の関係?

体が健康であれば、腸内フローラは善玉菌が多く、悪玉菌が少ない状態です。善玉菌は、体内への細菌の侵入を防いだり、悪玉菌が作る腐敗物質を分解したりするビタミンB群を作り出します。腸のぜん動運動を活性化させて、便とともに有害な物質を体の外へ排出。免疫力をアップさせるほか、幸せ物質といわれるドーパミンやセロトニンを作り出ます。しかし、病気や老化が進むと悪玉菌が増えて、腸内にアンモニア、インドール、フェノールなど体に害を与える物質が増加。これらの物質は腸管から吸収されて肝臓、心臓、腎臓に負担をかけます。消化機能が低下して、脂質の代謝や免疫力が下がり、便秘、肥満、肌荒れ、花粉アレルギー、アトピー、ぜんそく、うつ病などの原因となることも。さらに老化やがん・糖尿病などの生活習慣病につながる可能性もあります。

腸内フローラの環境をよくする方法

a309-3

photo by http://weheartit.com/

腸内フローラの状態をよくするには、善玉菌を増やしましょう。そのためには、善玉菌のエサになる食物繊維や乳酸菌、こうじ菌、オリゴ糖などを食事から摂ります。これらが分解されてビタミンB群、乳酸・酢酸・酪酸・プロビオン酸などができると腸内が弱酸性になり悪玉菌が減少し、腸のぜん動運動が活性化します。 それでは、腸内フローラを整える食べ物を具体的に挙げてみましょう。

  • 食物繊維:野菜、海藻、こんにゃく
  • 乳酸菌:ヨーグルト、チーズ
  • こうじ菌:みそ、しょうゆ、米酢
  • オリゴ糖:玉ねぎ、ごぼう、アスパラガス
  • 酵母菌:日本酒、ワイン
  • 納豆菌:納豆
  • 酢酸菌:酢

いかがでしたか? アンチエイジングと美肌に深いかかわりを持つ、腸内フローラ。日頃の食生活や生活習慣を見直して健康な腸を保ちましょう。

    よく一緒に読まれている美容ニュース

    • アフター5もスッキリ美脚♡足のむくみを予防する2つの生活習慣♪

      朝起きたときは、スッキリ美脚! でもデスクワークに追われているうちに退社する頃にはパンパン状態。足がむくんだまま、飲み会に行かなければいけないと思うと、一気に憂鬱な気分になって、モチベーションも下がってしまうでしょう。photo by http://weheartit.com/もしかしたら、普段の過ごし方を意識するだけで、むくみを予防できるか

      2016.03.30 by Erica

    • 海外セレブも実践する話題のチラコイドde頑張らないダイエット!

      先日、ご招待頂きある記者発表会に参加させて頂きました!そこで紹介されたのは、マドンナやミランダ・カーなどの海外セレブがこぞって実践しているという話題の成分「チラコイド」を使ったダイエットサプリメント「チラコル」でした。話題の成分「チラコイド」とは?photo by http://2weeks-diet.com/チラコイドとは、スウェーデンのルン

      2016.08.23 by Anya

    • もち肌をめざす方に♡夏のボディケアで気を付けたいポイント♡

      みなさん夏は汗をたくさんかく季節、ボディケアを怠りがちになっていませんか?夏こそ様々な原因で、肌あれや乾燥が進むこともあるのです。まずは、原因を挙げてみましょう。ムダ毛処理が原因にも…photo by http://weheartit.comカミソリを使ったり、毛抜きを使ったりで毛穴や肌を痛めている可能性があるムダ毛処理。処理した後はお肌が敏

      2015.08.03 by みい

    • 潤いのある美肌に♡あるものを出すだけで究極の美容デトックスが出来るみたい。

      美肌になりたい、なりたいと願っているのに全く理想に近づけていない人。美容に熱心になるあまり高級化粧品を買いあさったり高級エステに通いまくっていたりしませんか。実はあなたの肌がキレイじゃないのは「きちんと出していないこと」が原因かも。photo by http://kazenonaosikata.com今回は肌が生まれ変わる究極のデトックス方法を紹介

      2016.05.29 by MO

    • 繊細なカラダを集中ケア♪「子宮力」UPに繋がる生活習慣2つ

      女性のカラダはとっても繊細。ちょっとストレスが溜まっただけでも生理周期が乱れて、なかには生理不順に陥る人も……。妊娠を希望する人もそして予定がない人も、いつまでも若々しくいるためには「子宮力」を鍛えておかなければいけません。ストレスを溜めやすい生活習慣を続けていては、どんどん子宮力が低下してしまいますよ!そこで今回

      2015.08.25 by Erica

    この美容ニュースを書いたコスメ口コミレポーター

      エスプレッソさんの書いた美容ニュース

    カテゴリーから美容ニュースを探す

    注目のニュース Pick Up!

    注目のコスメレポーター

    注目の口コミ Pick Up!

    "最近、急に日差しが強くなり、息子と外出して日光を沢山浴びてしまったと感じても、しっかりこのCセラムプレミアムでケアするとちょっとほてって赤くなった肌が治まり、翌朝にはいつもの肌色に戻っているので、シミになるのを防いでくれているなあと感じます。 ピュアビタミンC はシワだけではなく、シミや黒ずみにもアプローチしてくくれるので、一年で一番紫外線が気になるこの時期に、シミを作らず、シワを深くせず、小鼻の毛穴も黒ずみもケアしてくれるので心強いなと思います。 使い続けることで、シミやシワなどのトラブルが起きにくい肌にしてくれる美容液だと思います。以外に頬周りの毛穴にも効いていて、毛穴の目立ち、肌のごわつきが目立たなくなってきました!"

    続きを読む >