目からウロコの「オフィスメイク術」を学ぶ新社会人セミナー

「コスメニストpresentsビューティークリエイターTAKAKO春のオフィスメイク講座」開催

TAKAKOさんと全研本社の女性社員
※TAKAKOさんと今回TAKAKOさん講座を受講する全研本社の女性社員。司会を務めてくださった豊田愛魅さん(前列右)

時は春、「ピカピカの新入社員さん」たちが今まさに新人研修を受けている季節。コスメニストでは、 新社会人としてスタートを切った女子社員のみなさんに向けて、役立つ情報を発信すべくメイクアップイベントを4月9日に実施しました。 題して「春のオフィスメイクアップ講座」。社会人の身だしなみとしてTPOをわきまえつつ、好感度も高い「愛されオフィスメイク」のテクニックを 学ぶセミナーです。以下、詳細をレポートします。
(取材・文/コスメニスト編集部)

講師はなんと、日本を代表するビューティークリエイターTAKAKOさん

  • TAKAKOさん

    有名ミュージシャンや、モデル、女優さんの
    ヘアメイクでも知られるTAKAKOさん

  • TAKAKOさんと今夏おモデルを担当した全研社員の皆様

    会場は、全研本社内の研修ルーム
    モデルとして、左から:新海さん、鈴木さん、村田さん

もう説明が不要なほど有名な、メイクアップ界の第一人者TAKAKOさんがコスメニストの願いに応えてご登壇くださいました。この贅沢な講座に参加したのは、コスメニストを運営している「全研本社株式会社」に、つい一週間前に入社したばかりの新卒女子社員たち。

初々しいスーツ姿と、まだ緊張感が解けないちょっと固い表情で、このユニークな“オフィスメイク新人研修会“に出席しました。さらに、同社の先輩女性社員たちも参加。総勢50名がTAKAKOさんのレクチャーを受けることになりました。

テーマは、「新人だけどデキる女、に見えるオフィスメイク」

この催しの開始前にTAKAKOさんがご提案くださったのは、「メイクアップ・テクニックを、とにかく実践して身につけてもらうセミナーにしよう」ということ。座って講義を聞いているだけではなにも覚えられない。できるだけ参加者全員が実際に手を動かして、TAKAKO流メイクアップ法にトライしてほしい、というのがTAKAKOさんの強い思いでした。

「上司や取引先の人に、デキる女と思わせるオフィスメイク」の極意。それを、2015年春のトレンドも交えながら教えてくださることに。かくして、新入社員でなくとも、オフィスで働く女性ならぜひ体験してみたい超・実践型セミナーが実現することになったのです。

オフィスでの印象づくりで、一番大事なのは「姿勢」と「顔」!

「みなさん、姿勢が悪いですね、もっと背筋を伸ばしましょう」。 登壇したTAKAKOさんから開口一番伝えられたのが、この一言でした。 姿勢が良いと顔も上がる。姿勢が悪いとお腹もたるむし、二重あごになる。 「姿勢の良い人は二重あごにならないんです。まず椅子の座り方から改めましょう」と、 メイク以前の心掛けからご指導をいただいて、1時間半のスペシャルレッスンがスタートしました。

新入社の女子社員をモデルに、いざ実践レッスンへ。

鈴木彩羅さん(22歳)

4月1日に全研本社へ入社したばかりの鈴木彩羅さん。 学生時代はメイクをきちんと整える意識があまりなく、そのせいか「顔色が良くみえないね」としばしば言われることが悩みのタネだったとか。 「血色よく、健康的に見えるメイクを学びたいです」とのことでした。

化粧下地:つけすぎず、手にまんべんなく広げて、トントントン。

  • 下地は手のひらにまんべんなく広げる

    量は、まず1プッシュ。これで十分。それを
    手のひらにまんべんなく広げる。これが大事。

  • 顔を包むように、まんべんなくパッティング

    顔を包むように、まんべんなくパッティング。
    これだけで、顔色が一気に明るく!

ナチュラルな清潔感さが、オフィスメイクの基本中の基本。 そのためには、とにかく、量をつけすぎないこと。「プロのメイクは、少しの量しか手に取らない」がTAKAKOさんの最初のメイクアップ・アドバイスでした。

TAKAKO’S ワンポイントアドバイス

顔をパッティングする時に「私の肌は、生まれたての赤ちゃんみたいになるぅ」
と自分にしっかり暗示をかけること。これ、大事です!毎日必ず忘れずに!

さらに、目の下のクマやクスミが気になる場合は、クスリ指でトントントンと、たたいてのばす。

TAKAKO’S ワンポイントアドバイス

  • やさしく、やさしく、「エンジェルタッチ」で。
  • やさしいタッチで「うっ血」をとることがクマ解消に。
  • クスリ指以外は使用禁止。力が入りすぎるから。
  • 目の周りに強く触ることは、色素沈着の元凶!

ファンデーション:手によくのばす、顔ではのばさない。下から上へ引き上げる。

手の上でのばし、顔ではのばさない。下から上へ引き上げる。

①とにかく量をつけすぎない。(写真は2プッシュ)②まず手のひらで十分に広げる。顔の上でのばしちゃダメ。
③下から上へ「フェイスアップする方向」にのばします。④目尻やほうれい線など下がって気になる所もやさしく上へ上へ。

ファンデーションはTAKAKOさんおすすめのリキッドタイプのファンデーションを使ってレッスンしました。このファンデは、ガードルのようにリフトアップする効果もあるそうです。

TAKAKO’S ワンポイントアドバイス

  • 第一に「つけすぎないこと」。
  • 第二に「必ず手のひらでまんべんなくのばした後で顔につけていくこと」。
  • 塗りすぎ・厚塗りの失敗を避けて、はつらつとした明るいオフィスメイクをするための鉄則です!

コンシーラー:気になる所にはサッとひと塗り。その後、クスリ指でトントントン

  • クスリ指でトントントン
  • 気になる法令線にも
  • 目の下のクスミやほうれい線を、トントントン。口まわりやTゾーンの気になる所へ、トントントン。
    首周りのシワなども、カバー。昼過ぎの化粧なおしも、同じ方法で!

新入社員の方の若い肌ではあまり必要ないかもしれませんが、シミやシワが気になる所は、「軽く塗って、クスリ指でトントントン」。プロの女優さんのメイクでも、この方法です。クスリ指以外の指は、使っちゃダメ(笑)

パウダー(フェイスカラー):パウダーは必ずブラシで。しかも手の甲で一度はたいてから。

  • クスリ指でトントントン

    ①パレットからブラシに。(パフでなく!)
    ②そのブラシを一度手の甲で、粉量を落ち着かせて。

  • クスリ指でトントントン

    ③Cゾーン、Tゾーンにも明るい「バナナ色」を。
    ④適量にしたお粉を下から上へ。これが女優さんのメイク術

ベースメイクの仕上げとして、TAKAKOさんおすすめの「バナナ色」のパウダーを使ってレッスンしました。ポイントは「ブラシでつけること」。量をつけすぎないために、一度手の甲ではたくのがコツ。顔がぱっと明るく、オフィス映えする仕上がりになります。

TAKAKO’S ワンポイントアドバイス

< 女優さんの「プロのお化粧直し」のウラ技 >

①新品のパフをポーチに入れて持ち歩く。

②お化粧直しの時には、①のパフをティッシュで包んだもので皮脂を押さえる。

※「油とり紙」は必要な油分まで取ってしまってかえって崩れやすくなるのでNG。

③パフティッシュ」で皮脂と余分なお粉を除いたら、少量のパウダーをブラシでつければ、また夜まで美しい肌に!

アイブロウ:眉の書き方はきちんとセオリーの通りに。

眉頭・眉尻・眉山の位置を、図のような「セオリー」の通りに位置決め(軽く点などを描いてマーキング)してから描き始めましょう。基本中の基本です。

眉の書き方
  1. ① 眉頭は、小鼻の横の真上。
  2. ② 眉尻は、小鼻と目尻を結ぶ延長線上。
  3. ③ 眉頭と眉尻は平行。
  4. ④ 眉山は黒目の外側

TAKAKO’S ワンポイントアドバイス

あくまで自然な仕上がりが眉のオフィスメイクの極意。

  • ベタッと塗らずに、眉の毛を1本1本植えるような気分で、チョンチョン描く
  • 眉の上はきちっと描くが、下のラインはうっすら描く
  • 眉山を、内側寄りに描くと、小顔&顔が上がって見える

アイシャドウ:「デキる女の究極のアイメイク」を生む、2015年のトレンドカラー

  • クスリ指でトントントン

    ①パレットからブラシに。(パフでなく!)
    ②そのブラシを一度手の甲で、粉量を落ち着かせて。

  • クスリ指でトントントン

    ③Cゾーン、Tゾーンにも明るい「バナナ色」を。
    ④適量にしたお粉を下から上へ。これが女優さんのメイク術

  • クスリ指でトントントン

    ①パレットからブラシに。(パフでなく!)
    ②そのブラシを一度手の甲で、粉量を落ち着かせて。

  • クスリ指でトントントン

    ③Cゾーン、Tゾーンにも明るい「バナナ色」を。
    ④適量にしたお粉を下から上へ。これが女優さんのメイク術

TAKAKOさんイチオシのオフィスメイク・カラーは、「ネイビー」と「パープル」!お好みで「ブラウン」もおすすめとのこと。キラキラしすぎないピンクをベースに塗った上にこれらの色をのせるのが効果的。複数色を、混ぜて使うのもGOOD!

TAKAKO’S ワンポイントアドバイス

アイシャドウや、アイブローに、カラーパレット

    < オフィスメイクにぴったりなカラーはこの3色 >

  • 「究極のデキる女」に見せる、「知的なネイビー」
  • プレゼン時などに効く、「カリスマ性のパープル」
  • 出会いの運気を高める、「恋愛を誘うブラウン」
  • 定番の「万人に愛されるピンク」の単色使いもOK

アイライン:「仕事を頼みたくなる新人」に見せる、アイラインの極意!

  • アイラインの引き方

    筆は進行方向に寝かせて書くのがポイントです!

  • アイラインで目尻を上げる書き方

    目尻をほんの少しあげて、キリッとした表情に。

アイラインの色も、おすすめは断然「デキる女のブルー(ネイビー)系」。理知的で、アタマがよさそうなクールビューティーに見えるカラーです。自信に満ちて、頼りになりそうな新入社員の顔に!

チーク:顔色をよく見せるには「オレンジ」、可愛く見せたい人は「ピンク」を。

  • チークの入れ方

    チークも、手の甲で余分な粉をはらってから…
    思いきり笑って、頬の高いところへ。

  • チークの入れ方

    ①丸く入れると、元気よい印象に。
    ②痩せて見せたい人は、「上向き直線型」に。

入れ方の秘訣は「思いきりニコッと笑った時の、頬の高いところにサッとつける」です。多くの人が十分に笑うことなくメイクしていると思いますが、その状態でチークを入れると位置が低くなって、どんより不機嫌なブサイクメイクさんになってしまいます。要注意!

TAKAKO’S ワンポイントアドバイス

チークを入れる時間は、「自分にニッコリ笑いかける時間」です。口角もあげて、最高のスマイルを浮かべて鏡に向かいましょう。毎日それを続けることで表情筋も鍛えられ、オフィスでの明るい笑顔と積極性につながっていきます。

リップ:オフィスで映える「いいオンナグロス」の塗り方にも、ウラ技が!。

  • オフィスリップの塗り方の裏ワザ

    オフィス使いのリップグロウは、全体に塗らず、
    光のあたる「まん中」と、「山の上の方」だけに。

  • いいオンナグロス

    唇の山を、きっちりと輪郭づけると「意志の強い」印象に。逆に親しみやすさを出したいときは、山の輪郭に、少し丸みを足して。

基本は①まずリップクリームを塗って唇を保湿、②それを1回ティッシュオフ。③リップグロウを、必ず筆で塗る。それが「崩れず、きれいが続くプロの塗り方」です。塗り方のテクニックを、さらにいくつかご紹介!

TAKAKO’S ワンポイントアドバイス

オフィスメイクでのリップグロウは、つややかなグロッシーさを見せるためではなく、「パサパサに見えること」を避けるためにつけます。パサパサな唇は「貧相な人」に見せてしまうので。

「顔」の見せ方:顔の右半分が「仕事の顔」。オフィスでは、右の顔を見せなさい。

  • 天下獲りホクロの位置

    オフィス使いのリップグロウは、全体に塗らず、
    光のあたる「まん中」と、「山の上の方」だけに。

  • オフィスでは右の顔を見せる

    唇の山を、きっちりと輪郭づけると「意志の強い」印象に。逆に親しみやすさを出したいときは、山の輪郭に、少し丸みを足して。

TAKAKOさんの講義は「顔相学」から「天下を獲るホクロの位置」についての貴重なお話にまで発展しました。「顔相学的に、顔の右半分は“仕事の顔”、左半分は“恋愛や感情の顔”。オフィスでは、ゼッタイに右の顔を見せていくことを意識してください。髪のまとめ方も、顔の右側がきちんと見えるようにして、上司にも、得意先にも右の顔を積極的に見せていってください」とご教授くださるTAKAKOさん。セミナー参加者全員が一斉にメモに書き取った、深~いアドバイスでした。

新入社員モデル:鈴木彩羅さん メイクレクチャーを終えて

TAKAKO先生に実際にメイクをしていただいて、なにより印象深かったのは、「メイクアップって、こんなに肌に優しく接してするものなんだな」ということでした。先生の手つきが、なにかこわれものを扱うような柔らかな優しい感触で。自分が今まで、いかにガシガシと力をいれて、肌に負担をかけていたか思い知りました。あと、やはり、ベースメイクやアイメイクの仕方で、ここまで顔の明るさや目ヂカラが変わるのかと改めてびっくりしました。 営業の仕事などでは、本当に見た目の第一印象が重要になってくると思うので、入社したてのこの春に、こんなメイクアップ術を学ぶことができたのは本当に貴重な経験でした。 教えていただいたことをしっかり覚えて、
これからのメイクに生かしていきたいと思います。

  • オフィスでは右の顔を見せる

    BEFORE (彩羅さんご自身でのフルメイク)
    やはり学生気分が残る「オフ」の印象

  • オフィスでは右の顔を見せる

    AFTER (TAKAKOさんによるフルメイク)
    輪郭や顔のパーツが引き締まり、「デキる女」の顔に

TAKAKOさんにまとめていただいた「オフィスメイク」の5大原則

  • 清潔感、清潔な肌、を心掛けること。
  • 塗りすぎ、厳禁。
  • 但し、メイクしなさ過ぎは、相手に失礼だと思うべき。
  • 知的なネイビーを活用すべし。
  • 特に右の顔を意識して、フェイスラインをきりっと出して、仕事相手の方としっかりコミュニケーションする姿勢を見せること。
  • LINEで送る

PROFILE:TAKAKO

1987年18歳で単身ロンドンに渡り、complections international school of makeup artistryにてhair and makeを学ぶ。THE MAKEUP CENTERにてプライベートレッスンをしながらPenny Delamarのアシスタントを務める。MICHIKO LONDON、Vidal Sassoonなどのコレクション雑誌等に携わったのち、1989年NYへ。その後ストロボスタジオに入社。HugoBoss、J Crew・mayc‘sなどの一流ブランドのTV-CM&カタログなどを手掛け、精鋭スタッフが在籍しているPellela Manaqement事務所に所属。PAPER MAGAZINEの表紙(レギュラー)、『MexicanVogue』『German Vogue』、サーフブランドTown&Country、マッド・ディロン、スティーブ・マーティン、ピーター・フォーク、ビースティー・ボーイズ、クィーン・ラティファ等のヘアメイクを手掛ける。 帰国後も音楽業界をはじめ、モデルや女優はもちろん、政界に携わる方々など数多くの著名人の広告等でhair&makeを担当、27年間の活動で、述べ10万人以上のhair&makeを中心としたBeauty提案を行ない、多数のメイクやインナーBeautyに関する著書も出版。 ビューティに関する高い知見を生かし、有名ブランドのコスメアイテム企画アドバイザーやオリジナルブランドの立ち上げ、美容に関するイベントへの出演、学校公演、雑誌連載、白金台にある自身の雑貨・コスメセレクトショップの運営など多様な方面で活動の場を広げる